二重国籍問題

2016年9月13日火曜日

二重国籍問題

野党第一党の党首選に立候補している議員の「二重国籍問題」が世を騒がせている。

なにやら議論のすり替えが行われているようだが、大事なのは立法府の構成員たる国会議員が虚偽の経歴で当選していたという事実であり、また日本の現行法で認められていない二重国籍であったという事実である。




国会議員とは、日本の法律を作る人間であり、その人間が現行法を犯しているとなれば、それは人権問題などではなく公職選挙法違反という問題になる。ましてや現行法で認められていない行為を継続して行っていたとなれば、党首どころの騒ぎではない。

二重国籍が国際的にどうこう、人権問題だなどという議論への矮小化(すり替え)を行っているようだが、それはその人が民間の立場で取り組むべき問題である。

また国会議員は公職選挙法に縛られている。

選挙で選ばれる人間は、選挙民はその経歴を含めて考え方などに共感して投票行動を行う。また国益を左右する立場でもあるので、その発表事実に虚偽があってはならない。至極アタリマエのことである。この議員の場合、今回自分で認めたことで過去の当選すら無効になる可能性もある。


当該議員の場合、いっていることが二転三転しており、ついに本日台湾国籍が残っていたことを明らかにしてしまった。

すでに残されている道は議員辞職しかなく、さらに公選法違反での取り調べを待つしか無い。

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