Firefox52.0で汚くなったフォントを改善する

2017年3月8日水曜日

Firefox52.0で汚くなったフォントを改善する

最近更新されたFirefox52.0で、汚くなったフォントを改善する方法です。




WindowsではMacTypeというフォント描画を改善するソフトがあり、これを入れることで汚いWindowsでのフォント描画を改善することができます。

従来、FirefoxではこのMacTypeを使うことで美しいフォント描画が可能だったのですが、Firefox52.0になった途端、MacTypeでの描画が効かない状態になってしまっていました。


今回は、Firefoxのconfig設定を変更することで対応できます。




Firefoxのアドレスバーに「about:config」と入力します。

ここで注意を促す文言が出ますので、クリックします。

何やらズラッと出てきますが無視して、一番上の「検索(R):」と書かれているテキストボックスに「gfx.content.azure.backends」と入力します。

表示が「gfx.content.azure.backends」だけに変わりました。



ダブルクリックすると値が表示されます。

これが「direct2d1.1,skia,cairo」になっているとMacTypeは効きません。

この値を「direct2d1.1,cairo」へと変更しOKを押しましょう。「,skia」を削るだけですが、わからない場合は「」内をコピペしましょう。


これだけでは変わらないのでFirefoxを一度終了し、もう一度Firefoxを起動します。


以上で終了です。




なお、Firefoxの設定の「ハードウェアアクセラレーションを使用する」をチェックすると、上記設定が無効になりMacTypeでの描写が行われなくなる場合があります。

そんな時は、まず設定で「ハードウェアアクセラレーションを使用する」にチェックしてから、同様に「about:config」で

gfx.direct2d.disabled:false → true へ
media.hardware-video-decoding.enabled:false → true へ

  • ※falseからtrueへの切り替えは、該当する行をダブルクリックするだけでfalseからtrueへ、あるいはtrueからfalseへ切り替えることができます。


と設定すれば、ハードウェア再生支援を使用しながら、なおかつMacTypeを効かせることが出来るようになります。












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