感情の持続時間
かなり昔に話題になった感情の持続時間をたまたま見つけたのでメモ。カラパイアというサイトで紹介されていたものだった。※上記グラフ画像も同サイトより。
http://karapaia.com/archives/52177305.html
ベルギーのルーヴェン大学のフィリップ・ヴァーダイン教授とサスキア・ラブリセン教授が、さまざまな感情の持続時間とその影響を、学生233名に対して計測したもの。
27種類の感情のうち、羞恥、驚き、恐怖、嫌悪、退屈、感動、苛立ち、安心といった感情がすぐに消え去ってしまうのに対して、悲しみは最も持続する感情であることが判明したという。その次が憎しみとなっている。
これの何が心に響いたのかというと、いま世界中で起こっている様々な出来事と、その原因となった出来事。それらを考えても元になっているのは憎しみや悲しみが大きな原因だと思い起こさせることだ。
逆に、嫌悪や羞恥心といったものは比較的すぐに忘れてしまうものらしい。
これを理解した上で、対人間のコミュニケーションなどに活かすことができれば、居心地の良い空間づくりなどに活かせるのではないかと思う。
さらに、グループ間や国家間で起こりがちな揉め事に足しいても、こうした順に解決を図っていけば大きな揉め事になる前に解決の糸口を見つけることも出来るのかもしれない。
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