汚くなったGoogle Chromeのフォントを改善する方法

2016年7月25日月曜日

汚くなったGoogle Chromeのフォントを改善する方法

GoogleのWebブラウザ「Chrome」がバージョンアップし、フォントが汚くなってしまった。

これは以前から予告してきたことで、バージョン52以降はフォント描画にDirectWriteを強制的に使用するようになったため。

一部ユーザーの間では、「MacType」というアプリを入れることでChromeでのフォント描画を一定水準まで引き上げる工夫がなされていたが、それも今回のDirectWrite強制により効かなくなってしまった。


しかし今まで見慣れていたフォントが取り上げられ、見るに堪えない汚さになってしまうとブラウジング効率も落ちてしまう。

それを改善する方法が書かれていた。

Win10 64bit / Patch 1.12 / Chrome 52 だけど、小さい文字がかすれて読みづらいね
とりあえず、Stylishで↓のCSSを適用したら多少マシになったので、これでしばらく我慢する予定

body { -webkit-text-stroke-width: 0.2px; } 
これは全サイトのWeb描画の際にCSSの-webkit-text-stroke-widthオプションを効かせてしまうもので、これによってとりあえず我慢できるレベルの描画に戻すことができる。※ただしゴシック体のみ。明朝体はかなり条件が厳しく、font-weight:600以上でないと明朝体表示がなされず、書体にもよるがかなりベタッと太いフォント表示となってしまう。


一番簡単な手順は、拡張機能「Stylish」を使うこと。

Stylish - Chrome ウェブストア
https://chrome.google.com/webstore/detail/stylish/fjnbnpbmkenffdnngjfgmeleoegfcffe?hl=ja

Stylishは、Webサイト閲覧時にサイト指定のCSSにかぶせてユーザーが指定したCSSを指定できる拡張機能。



※2017年2月20日追記

Stylishは色々問題が出ているようですので、代替の拡張機能「Stylus」への移行方法を書きました。参考にどうぞ。なお、管理画面はまったく同じですので、設定方法については下記のままで大丈夫です。

Stylusへの移行方法 | 今日ネットで見つけたこと
https://todaynewsmemo.blogspot.jp/2017/02/stylus.html



Stylishをインストールすると、上のオムニバーの右側に「S」字のアイコンが表示されるので、それをクリック。「インストール済のスタイルを管理」をクリック。

左側にある「新しいスタイルを作成」を押し、”コード”という部分に下記の内容を貼り付ける。

body { -webkit-text-stroke-width: 0.2px; } 
下の「適用先」の”個別指定”をクリックし、”次で始まるURL”を選び、次の欄に”http://”と入れる。





これで保存すれば、すぐにすべてのサイトに反映される。

これによって、今までかすれて読みづらかったサイトが美しいフォントで描画されるようになる。





さらに、好みにより少し影をつけるとにじみが効いて人によっては美しく感じられるようになる。

body {
    -webkit-text-stroke-width: 0.2px!important;
    text-shadow: 0 0 0.1px;
}

こちらもお試しすることをおすすめする。






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